OASiS建築士ブログ

2008年9月9日火曜日

芸術の秋


8月もあっという間に終わり、9月に入り夜も涼しくなってきましたね。


今回は芸術の秋ということで、今、広島県立美術館でも展覧会が開かれている

「ル・コルビュジェ(1887-1965)」について書きたいと思います。



コルビュジェといえば現代建築の父と呼ばれる建築家の中の一人で、フランスを拠点に活動した建築家です。彼は建築家であり画家であり、彫刻家でもあり、多くの著書も残しています。


コルビュジェの設計した22件の建築物が世界遺産に申請されるのを機に、絵画や彫刻、コルビュジェ自身が撮影した写真、建築模型、図面、建築内部の映像などにより、その特徴的な光の扱い方に焦点をあて、ル・コルビュジエの建築と芸術の魅力を振り返ろうとするような展覧会です。


コルビュジェの建築は日本には東京の国立西洋美術館だけですが、コルビュジェの影響を受けた建築は日本だけでなく世界中に数知れずあります。広島にかなりの影響を受けている「広島平和記念資料館」があります。これはコルビュジェの孫弟子にあたる丹下健三(1913-2005)の設計です。

丹下健三は晩年はコルビュジェの影響など感じられないようなフジテレビや新東京都庁など巨大な建物ばかり設計していてましたが、コルビュジェの作品を雑誌で見たことで建築家を志した建築家なので初期の代表作である「広島平和記念資料館」は影響を顕著に感じられる建物です。

上部に箱が浮かび、1階部分を柱だけで通り抜けられるようにし、その先に原爆ドームが見えるとい発想は当時の人々に衝撃を与えたんだと思います。


みなさん是非コルビュジェ展を見たあとに広島平和記念資料館に行ってみて下さい。比較して見るとおもしろいかと思います。
硬い文章ですいません。
展覧会は9月18日(木)までです。




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